2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

翻訳後厄

久々の朝からバリバリ生仕事。 必要に迫られて英語のWebのテキストを日本語翻訳ソフトに訳させてみた。 ひでえってのが半分で、こんなもんだろが半分。 名翻訳家、昔でいえば田村隆一あたりは下っ端の翻訳家か翻訳家の卵が下訳したのを、 まともな日本語に直…

バタバタか

師走を前に何やら走らせられる動きあり。 去年も年末は取材をしていたけど、今年も取材にバタバタしそうだ。 それはそれでありがたいお話。 移動時間でせっせと本が読めればいいが。 結婚記念日用の格安花束をネット通販で注文する。忘れていた(汗)。 近所に…

昨日のような今日

白ヤギ郵便民営化に反対した黒ヤギさんたちが白旗あげて 白ヤギ党に復党を決めたそうな。 黒ヤギさんが認めた詫び状を白ヤギさんは読まずに食べた。 白ヤギ党復党反対派白ヤギさんたちは「白紙に返せ」と迫ったけれど、 いっしょになって詫び状食べた。 肩と…

文藝的な余りに文藝的な

文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。作者: 千野帽子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 84回この商品を含むブログ (76件) を見る請求書を出すのと郵便振込みをしに近所の郵便局へ…

パラダイム銀河

『ポパー』小河原誠著、読了。ためになる本だった。 ポパー先生は守備範囲が広くて、ヴィトゲンシュタイン以下いろんな人と論争した。 言説は明解でありながら、その実は明解ではない。バタイユとは真逆な人か。 巻末の『主要著作ダイジェスト』で取り上げら…

冬のにおい

明け方、冷え込んで鼻先がつんつんした。 近所じゃドア先にクリスマスのリースを飾りだした。 二階にガラス戸腰に光が差し込み、陽だまりができる。 猫とその陽だまりを奪い合い。 今日出た『レタスクラブ』の付録のスヌーピーカレンダー。 レディーボーデン…

ポパーはお好き?

ポパー―批判的合理主義 (現代思想の冒険者たち)作者: 小河原誠出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/03メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見るちょっと前まではウソと詐欺とウツ病について書いていて、 いまは多重債務などと来る…

不快と快適

快適生活研究作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (64件) を見るなんだか腰痛。いつもこの時期になると、腰が痛む。 胃痛と腰痛は十代からの長〜いつきあい。 シップをもらって…

カキ食えば

午前中クール宅急便で松島の生ガキ、殻つきと剥いたのと 浦霞の純米大吟醸がセットで届く。お歳暮だ。仙台方面に多々感謝。 カキの殻むきをしなければ。 ほぼ日刊イトイ新聞「日常のデザイン」佐藤卓展 第2会場を 一気ロムする。 佐藤卓はロッテキシリトール…

漂流か回遊か

決壊 (講談社文芸文庫)作者: 小林信彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/11メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る小説が読みたくなって、小林信彦『決壊』を読む。 表題作と『パーティー』は、たぶんはじめて読む。 残りの作…

宣伝懐疑

成功したけりゃウソをつけ!作者: 北芝健,向谷匡史出版社/メーカー: 辰巳出版発売日: 2006/11/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る ぼくもライターの一人として書いた本、 『成功したけりゃウソをつけ!』がまもなく発売され…

ゆっくり東京女子マラソン

日本の不平等作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/05/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 50回この商品を含むブログ (49件) を見る静かな休日。ようやく冬らしくなってきた。 新聞によると暖秋ゆえ大根、白菜などの野菜類が豊作…

いも・たこ・ブランド

ブランドの条件 (岩波新書)作者: 山田登世子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/09/20メディア: 新書 クリック: 20回この商品を含むブログ (23件) を見る『ブランドの条件』山田登世子著を読了。 ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルと人気ラグジュアリ…

教養のシャングリラ

チャットモンチーの『シャングリラ』が耳から離れない。 YoutubeにPVがあったのでリンクする。女の子3人組バンドなんだけど、うめえ。特にベースが。 chatmonchy Shangrila 原稿を朝イチで送り、なかなか読めなかった 富士ゼロックスの企業広報誌「GRAPHICAT…

冷たい血

とりあえずちょい長いパンフレットの第一稿目は、ほぼゴールとなる。 朝からキーボードを叩き続けて、頭がオーバーヒート気味。 せっせと糖分を脳に送らないと。 また秋田で似たような子殺し事件が起きてしまったが、 大概、報道は母親に非があるという見方…

なにゆえに

手塚治虫=ストーリーマンガの起源 (講談社選書メチエ)作者: 竹内一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/02/11メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 18回この商品を含むブログ (33件) を見るいま話題となっている『手塚治虫=ストーリーマンガの起…

活字の森から遺伝子の森へ

進化生物学への道―ドリトル先生から利己的遺伝子へ (グーテンベルクの森)作者: 長谷川眞理子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/01/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (21件) を見る午前中、週末仕事の原稿を送ってから、…

似非のエセー

昨日のエントリーの続き河本英夫の『システム現象学』の中の「認知運動療法」に関する記述から。 治療を行うためには、方法は可能な限り経験科学化したほうがよい。 だがいったいこのような現場での治療法に、特定の方法というものを設定できるのだろうか。 …

ハズレ

午前中、図書館へ返却と貸出をしに行く。 一瞬、雨が止んだように思え、「降らない方、はらたいらさん(合掌)に一万点ドーン!」というノリで 自転車を漕いでいく。 今月号の『ユリイカ』宮沢章夫特集をしばし眺める。 彼の日記 に書いてあったように宮沢章夫…

君死にたもうことなかれ

日本の最初の反戦歌って、この詩ではないだろうか。 「君死にたもうことなかれ」。 ヤンキー先生以下、なんだか先生がイジメにあった生徒に対して、 やたらこんなことをいっていて、ウソ寒いつーか。 いや、すべては否定する気はないんだけど、どーもね。 き…

国民年金支払率促進策

銀座にある広告会社に国民年金加入率を高めるアイディアはないかと打診が来た。 ジャストアイディアでもいいという仰せなので、 暇こいてる社内の制作局のプランナーたちが急遽会議室に召集となった。 「ブレーンストーミング、無礼講だから無責任に好きに意…

予想外だ

システム現象学―オートポイエーシスの第四領域作者: 河本英夫出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2006/06/23メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (16件) を見る先週末から、ワープ航法で原稿を書き飛ばしている。 いい加減くたびれてきた。 考…

美はつくられる

今日はこのスクラップ。「メディア費0円!」広告の、蜜と罠 ソフトバンクモバイルとユニリーバ 須田 伸 スーパーボウルCMに勝ったメディア費ゼロの「広告」 ここで海外の事例をひとつ紹介しましょう。AdvertisingAge誌によると、 トイレタリー大手のユニリー…

あれかこれか

先日エントリーしていた大竹文雄の『経済学的思考のセンス』を読了。 以下、心にひっかかったところを。 成果主義か非成果主義か 成果主義的な賃金制度が導入された場合には、同時に権限委譲や能力開発の機会を増やさ ないと労働意欲が高まらないことを明ら…

飴玉はなめろ

西洋哲学史―近代から現代へ (岩波新書)作者: 熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/09/20メディア: 新書購入: 8人 クリック: 34回この商品を含むブログ (73件) を見る『西洋哲学史 近代から現代へ』熊野純彦著を読む。 『西洋哲学史 古代から中世…

東京港見物

午後から船の科学館へ行って、サンセットクルーズの申込みをする。 船好きの妻がハガキを出して当たったもので、500円で東京湾が眺められるのはありがたい。 待ち時間の間、羊蹄丸を見学する。元は青函連絡船でいまは船上博物館。 夏の北海道取材で函館のホ…

ハリハリ

休日前の夜、突如FAXが作動し始めた。来るわ、来るわ、大量に。 スイッチが入って、早朝からバリバリ、じゃないか、ハリハリぐらいで原稿をやっつける。 本を読む気も、それをまとめたり、引用する気も失せている。 恋する気は失せてないけど(寒)。 なんで、…

拍子抜け

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/12メディア: 新書購入: 14人 クリック: 139回この商品を含むブログ (114件) を見る昨日、久しぶりの西新宿方面へ行き、たっぷりと宿題を…

信心類

創価学会の実力作者: 島田裕巳出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見るちょっと前に行われた衆院補選の話。2議席ともに自民党候補が当選したが、 低得票率の中、公明党票=創価学会信者票が基礎票と…