2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
クリムゾン・リバー【新版】 (創元推理文庫) 作者:ジャン=クリストフ・グランジェ 発売日: 2018/11/30 メディア: 文庫 『ブラック・ハンター』ジャン=クリストフ・グランジェ著 平岡敦訳を読もうと思ったら、『クリムゾン・リバー』の続篇ということを知る…
怪談おくのほそ道 現代語訳『芭蕉翁行脚怪談袋』 発売日: 2016/05/26 メディア: 単行本 『もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年』小山聡子著で知った本。 『怪談おくのほそ道-現代語訳『芭蕉翁行脚怪談袋』-』伊藤龍平訳・解説を読む。もちろん松尾…
ブラック・トムのバラード (はじめて出逢う世界のおはなし―アメリカ編) 作者:ラヴァル,ヴィクター 発売日: 2019/12/02 メディア: 単行本 『ブラック・トムのバラード』ヴィクター・ラヴァル著 藤井光訳を読む。 H・P・ラヴクラフトの『レッド・フックの恐怖…
フーコーの風向き: 近代国家の系譜学 作者:園江, 重田 発売日: 2020/08/27 メディア: 単行本 『フーコーの風向き 近代国家の系譜学』重田園江著を読む。 「フーコーはいつも、風向きを計るのがうまい思想家だった。時代の風向き、とりわけその変わり目と未来…
もののけの日本史-死霊、幽霊、妖怪の1000年 (中公新書) 作者:小山 聡子 発売日: 2020/11/20 メディア: 新書 『もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年』小山聡子著を読む。 とにかく中身が濃い。昨今の薄っぺらい新書ならあっという間に読めるが、本書…
時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて (ブルーバックス) 作者:高水裕一 発売日: 2020/07/20 メディア: Kindle版 『時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて』高水裕一著を読む。著者は「ケンブリッジ大学」に留学、「ホー…
ハーフムーン街の殺人 (小学館文庫) 作者:アレックス・リーヴ 発売日: 2020/03/06 メディア: Kindle版 『ハーフムーン街の殺人』アレックス リーヴ著 満園真木訳を読む。 舞台は1880年代のロンドン。「解剖医の助手」レオ・スタンホープ。レオは偽名。実は性…
石田徹也遺作集 作者:徹也, 石田 発売日: 2006/05/01 メディア: 大型本 『石田徹也遺作集』を読む。つーか、見る。 作者を知ったのは星野智幸の小説『俺俺』の扉カバーだった。 鉄道事故で31歳で亡くなっていたとは知らなかった。 不条理とかカフカっぽいと…
タイタン 作者:野崎まど 発売日: 2020/04/21 メディア: Kindle版 『タイタン』野﨑まど著を読む。 「2205年」人々は働かなくてもよくなった。趣味に興じる毎日、たぶん。そのユートピアをもたらしたのがAIタイタン。ところがタイタンのうちコイオスというAI…
身銭を切れ――「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質 作者:ナシーム・ニコラス・タレブ 発売日: 2019/12/12 メディア: Kindle版 『身銭を切れ 「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質』ナシーム・ニコラス・タレブ著 望月 衛監修 千葉 敏…
塩を食う女たち――聞書・北米の黒人女性 (岩波現代文庫) 作者:藤本 和子 発売日: 2018/12/15 メディア: 文庫 開高健風のキャッチコピーで。 『塩を食う女たち 聞書・北米の黒人女性』藤本和子著を読んだ。 聞き書き、聞き取りというとなんだか岸政彦あたりが…
人獣細工 (角川ホラー文庫) 作者:小林 泰三 発売日: 2014/11/29 メディア: Kindle版 『人獣細工』小林泰三著を読んだ。発想力と着眼点に驚かされる3篇のホラー小説。 『人獣細工』夕霞は生まれつき、臓器に欠陥があった。医師だった父は彘(ブタ)の臓器などを…
私たちはどんな世界を生きているか (講談社現代新書) 作者:西谷修 発売日: 2020/10/21 メディア: Kindle版 『私たちはどんな世界を生きているか』西谷修著を読む。 ソ連や東欧諸国など共産主義国家が共産主義の看板を外したとき、資本主義国家は喜んだんだっ…
アラバスターの手: マンビー古書怪談集 作者:A・N・L・マンビー 発売日: 2020/09/12 メディア: 単行本 『アラバスターの手 マンビー古書怪談集』A・N・L・マンビー著 羽田詩津子訳を読む。 「書誌学者・ライブラリアン」だった著者が、捕虜となって空き時間…
ケージの中に置いた猫ちぐら。グレコは警戒してからかまったく中に入らなかったのに、今朝、入っていた。 子どもが連れてきたさび猫姉妹。片方は活発。もう片方は神経質。 こちらはさわり放題、抱き放題。1人が鼻がつまっているので子豚みたいにぶひぶひして…