ハズレ

午前中、図書館へ返却と貸出をしに行く。
一瞬、雨が止んだように思え、「降らない方、はらたいらさん(合掌)に一万点ドーン!」というノリで
自転車を漕いでいく。


今月号の『ユリイカ宮沢章夫特集をしばし眺める。
彼の日記 に書いてあったように宮沢章夫青山真治の対談の写真が、
丸刈り対談で、すげ迫力。どう見てもヤク○。マムシの兄弟って感じ。
この二人が飲み屋にいたら、ぼくは間髪いれずに逃げ出すな、たぶん。


佐藤信との対談も面白かった。まとめる人が大変だったと思うけど。
宮沢が佐藤に「何が書いてあるのかわからんのですよ、佐藤さんのは」
と、きわめて率直にいうと、「それでいいんですよ」っていい加減な対応。
でも、そんなものでいいのだろう。芝居も、人生も。


スーパーマーケットに寄って昼食とついでに夕食の買い物と
キシリトールガムのボトルと使い捨てカミソリとシェービングムースを買って外に出たら、
雨がけっこう激しく降っていた。ハズレ。
私の動物的嗅覚もすっかり都会暮らしをはじめてからというもの、衰えてしまったようだクマー。


戻ってきてひと休みしてから休日在宅勤務。
ラクなところからまとめにかかる。


河本英夫の『システム現象学』の註で気づきに関して気になることが書いてあった。
あ、この本、ほんとうにシステムの表われについて書かれているので、
コチコチの抽象論ではなく、読みやすかった。


「気づきは、おそらくは意識がなくとも働いており、意識とは異なる仕組みで成立している働きである。
原意識や内的意識という語は、それらが意識の前史にあるという予断を引き起こしやすい。また気づき
に近い語として、西田の「自覚」があり、意識の動きそのものを次々と解除すると、そのさなかに心の
働きのなかで働きそのものを感じ取っている局面がくっきりと現われる。ここが自覚である。自覚は、
心の根底的な動きであるが、おそらくそこには質の異なるさまざまな働きが含まれていると予想している」


−このエントリー続く(予定)−


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