予想外だ

システム現象学―オートポイエーシスの第四領域

システム現象学―オートポイエーシスの第四領域

先週末から、ワープ航法で原稿を書き飛ばしている。
いい加減くたびれてきた。
考える仕事は早朝、午前中。
早朝仕事は、ホットミルクとチョコレートで脳を活性化させる。
別にモギケン先生のマネではない。
細字のゲルボールペンで下書きやアイデアメモを書きなぐる。
黒で書いて、赤で修正して、青でさらに加筆・修正を加える。
午後からはライティング。夜間はタイピングや単純なリライトと
自然に頭も身体もそうなってきている。
徹夜仕事ができないタチなんで、なるたけ前倒しで仕事を仕上げるようにしている。


依頼主のデザイン事務所の社長とぼくは高校の同級生なんだけど、
例の履修漏れが、ぼくたちの高校もあったと彼から電話で聞いて驚いた。
田舎の県立普通高校。取り立てての進学校じゃないし、なんなんだ。
流行かとさえ思えてしまうほど。


夕方、買い物から帰ると郵便受けに喪中欠礼のハガキが届く。
もう、そういう季節なんだ。


『哲学思考トレーニング』伊勢田哲治著と
『システム現象学 オートポイエーシスの第四領域』河本英夫著を
並行して少しずつ読んでいる。


後者はオートポイエーシスシリーズ(と、勝手に命名しているが)の最新作。
哲学書・思想書というよりもこの本は、時折、なんかハードSFを読んでいるみたいで、予想外。


オートポイエーシスというとやたらフッサールが出て来るイメージがある。
でも、これは、予想外じゃない。
いかにフッサール越えをするか。ノエシスとノエマ
フッサールの超克か。でも、もう越えているのか。


乱暴だけど、ともかく読み進む。類書も読み進む。
そうすると、視界がひらけるはずなんだけど、もやったまんま。


行きたい展覧会があるんだけど、なかなか行けない。