文藝的な余りに文藝的な

文藝ガーリッシュ    素敵な本に選ばれたくて。

文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。

請求書を出すのと郵便振込みをしに近所の郵便局へ行く。
生暖かい陽気。
ラフデザインがPDFで送られてきて、
いよいよもってフィニッシュ体制に入らないといけないのに、
ポパーから一転『文藝ガーリッシュ』千野帽子著を読み出す。


腐女子というな。文科系女子と呼ぶな。
文学少女という立派な日本語があるではないか。
作者のメガネにかなった、あるいは筆名に絡めて、シャッポを脱いだというべきか、
文学少女必読作品を昔から現代まで男性・女性作家の別を問わず、
コンピした本ざます。


こんな古書店があったら、生活費を書籍代に注ぎ込みかねない。
いやいや、自分はもう分別のつく年頃なんで買わずに、もとい買えなくて
しょっ中、冷やかしに行くかもしれないが。
カワズ飛び込む水の音。てなもんで。


初出が東京新聞以下三紙の新聞の文化欄だそうで文字数が限りある。
限りある文字数でいいたいことを過不足なくぴっちり伝えるのはワザがいる。
その点はおジョーズ。
読みたくなる本が目白押しだもの。


高校のとき、2学年上の数学の教師が
「体重が60kgもあったら、文学少年とはいえない」という名言を吐いた。
ボーダーライン上にいたぼくは、ドキリとした。


「空が青くてさあ、キブンいいから走って帰ってきたぁ」
これは、チューボーの子どもの最近の名言。
結局見損なったアニメ『時をかける少女』のポスターのビジュアルが頭に浮かんだ。


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