目には目を…。さすがハンムラビ法典の生まれた土地柄。
俺が法律だ。高く吊るせ!首を狩れ!かよ。
『歌謡曲が聴こえる』片岡義男著を読む。
意外なことに若い頃、作者は歌謡曲全集を愛読していたほどの
ファンだったらしい。
この本にもサックスの手ほどきを広瀬“マイナス・ゼロ”正から受けた
話が出て来る。
作者が聴いていた日本の歌謡曲の話なのだが、
そこは単なる思い出話ではなく、
れっきとした批評になっている。
以下、気になった楽曲をYouTubeから。
ナンシー梅木の英語の歌について。
田端義夫のギターについて。『かえり船』
この観察眼はなかなか。
戦後の日本の歌謡曲でアメリカ軍キャンプ、FENの果たした役割。
年末に聴いたはっぴいえんど特集のラジオ番組で
細野さんが、はっぴいえんどの源流の一つがFENだったと述べていた。
幻となった作者と大瀧詠一の対談本が、
読めないことがほんと、口惜しい。
この二人、かつて片岡がパーソナリティーをしていた
『気まぐれ飛行船』で日本の音楽について話していたとか。
ネット検索で出てきた。
その音源はYouTubeにはなかった。