QからQへ

Youtubeで劇場版エヴァ3部作、フリー鑑賞する。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、:破、:Q』。
5月3日までだったのでなんとか間に合う。
おなじみのキャラ(声優)と魅力的な使徒のキャラ造形。
それと鷺巣詩郎の音楽がいいよなあ。と再認識する。
 
Qつながりで『特捜部Q  自撮りする女たち』ユッシ・エーズラ・オールスン著 吉田奈保子訳を読む。
久しぶりに読んだ。
 
カール・マーク警部補が率いる「特捜部Q」。
お手上げの事件を取り扱う部署。
たまに暴走気味だが、これも犯人を挙げるための正義心と
よく解釈していただきたい。
アシスタントには切れ者のシリア人・アサドなどがいる。
同じアシの一人ローセが心を病んで入院中。
 
そんなことはお構いなしに事件の捜査依頼は来る。
似た手口の殺人事件が連続して起きる。
犯人は意外な職業についている。
プロではないので用意や手順を十分にしたはずが、うまくいかない。
しかし荒っぽくでも一度ことを起こすと、慣れっこになるらしい。
結果的に、一種のサイコパスになるまでの行動を書いているが、
ゾクゾクさせられる。
 
バラバラだと思われた事件が最後あたりでリンクしてくる。
ローサの抱えている闇、不幸な生い立ちを知るが、
一方的に退院した彼女も事件に巻き込まれる。
陰キャ・ローサは復帰できるのだろうか。