- 作者: 川田絢音
- 出版社/メーカー: 思潮社
- 発売日: 1994/05
- メディア: 単行本
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図書館から適当に詩集や詩のアンソロジーを借りては、
空き時間にちょびちょび読む今月。
詩を読みながら、
菊池成孔の粋な夜電波や
小曽根真のJAZZ IS ALIVEを
録音だったり、リアル聴取する。
ジャズを聴くと、昔の自分にタイムスリップする。
もしくは憑依する。
これをヒョーイ・ルイス&ザ・ニュースと言う。
…(やや間を置く)言わない。
詩の引用は難しい。レビューは、もっと難しいかも。
で、川田絢音『赤い髪』一部だけ引用。浮かんだ絵も添えて。
「ニーナが、なまあたたかい舌で、わたしの右手をなめた。
「わたし、犬」
あたりをクンクン嗅ぎながら部屋の隅に這っていった。
―略―
わたしはニーナの犬をひとりじめにした。
―略―
犬の気持ちをうけいれて、やわらかい赤い髪をなでている」