- 作者: リサランドール,Lisa Randall,向山信治,塩原通緒
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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何だか悪寒。昨日のワーキングルームにいた女性がゲホゲホしていたから
うつったのだろうか。ヤな感じ。
年賀状の返事を出しに郵便局のポストまで歩いて暖かくなる。
仕事の打診が昨夜メールであって、
午前中TELしたら、まだフィックスではないとか。
アテにしないで待つことにしよう。
『ワープする宇宙』リサ・ランドールを読了。
終盤をのぞけば、わからないなりに、面白かった。
にしても部厚い。「英米の大学のテキスト」なのだそうだが、
1年かけてこの本で「現代物理学」のいろはを学べたら楽しいだろうな。
さわりを引用。
「量子力学の考え方では、物質も光も「量子」という不連続の単位から
なっている。たとえば光も、連続しているように見えながら、
実際には光子という不連続の量子からなっている」
量子力学ってわけのわからなさが、どことなく禅問答のようで。
「時空が歪曲していると余剰次元は解放され、無限に伸びているにも
かかわらず、なおかつ見つからないでいられる。−略−
実際は五次元である空間が四次元に見えている可能性があるだけでなく、
ひょっとしたら私たちは五次元宇宙のなかの四次元重力をもった
距離ポケットに住んでいるかもしれないのである」
四次元はSFなどでおなじみの「三次元+時間」だけど、
もう1つあるんだって。ふう。見えないけれど、存在している。