『南の風』獅子文六著を読む。
男爵の子息でプー太郎が主人公。
とりあえず外遊でもしてみようかと内緒でシンガポールへ。
そこで現地の農場だ働こうとする男と知り合いになる。
主人公は東京へあえなく送還。
とりあえず外遊でもしてみようかと内緒でシンガポールへ。
そこで現地の農場だ働こうとする男と知り合いになる。
主人公は東京へあえなく送還。
妹の同級生に好意を抱いているが、
なんともお坊ちゃん気質。
なんともお坊ちゃん気質。
両親のふるさと・鹿児島へ行く。
鹿児島の風景、人々、食べ物、焼酎など
そこでの生活が思った以上に気に入る。
鹿児島の風景、人々、食べ物、焼酎など
そこでの生活が思った以上に気に入る。
好きな女性は銀座のはずれでおでん屋を切り盛りしている。
父親の株の売買が好調な時は、華族の通う女学校に通学していたのだが、
左前になって現在に至る。
父親の株の売買が好調な時は、華族の通う女学校に通学していたのだが、
左前になって現在に至る。
勝気な彼女も心の奥底ではプー太郎にまんざらでもないようだ。
ドタバタ騒動が落ち着く間もなく
南へ向かう。
さて恋の顛末は…。
南へ向かう。
さて恋の顛末は…。
まばゆい光と濃い海など風景の描写。
鹿児島弁の会話。お見事。
鹿児島弁の会話。お見事。
ぼくも南へ逃げ出したくなった。