とにかく

ビッチマグネット

ビッチマグネット

とにかく3月は時間の融通が利かない。
4月になれば、動きます。トリプルアクセルで回ります。
その節はお声かけをひとつよろしくお願えしますだ、オダイカン様ぁ。


『ビッチマグネット』舞城王太郎著を読む。
賞獲り用の作品なのか。予想外の普通のいまどきの家族小説。
もっとエロにすれば山本直樹の漫画になるし、
もっと情景描写を丹念にすれば吉田秋生の『海街diary』になる。
ぼくは作者の書いたものは苦手だったが、すいすい読めた。
父親は別居、外で女性と暮らしている。
主人公の女子大生には仲の良い弟がいて、
弟の恋愛トラブルなどなどが展開していく。
主人公のぷっつんぶりが作者らしいといえばらしいが。
悪くはないが、そんな良くもないような。
タイトルはビッチ(性悪女とかさげまんとか)ばっか
ひきつける磁石という意味で、弟くんのことのようだ。
タイトルだけは作者らしいが。


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