スペルミスから生まれた「Macintosh」

 

 

スティーブ・ジョブズ―偶像復活』ジェフリー・S・ヤング+ウィリアムス・L・サイモン著を読み中(って懐かしい言い回し)。別にぼくはマックシンパでもなんでもないけど、スティーブ・ジョブズのカリスマ性には興味があった。

 

かなりファナティックな人で奇人・変人と天性のディレクター&バイヤー&宣伝マンの資質が備わった特異な性格は、なかなか魅力的。いっしょに仕事したいとは思わないけど。

 

オタッキーなヒッピーかと思ったら、クリエイションよりもディレクション、束ねる方に才がある人だったんだ。

 

ラスキン*は、大衆向けの小型で安価なコンピューターを作りたいと考えた。少人数のグループを率いて、1979年のクリスマス・シーズンだけという驚くほどの短期間でプロトタイプを作りあげた。コンピューターの名前は「マッキントッシュ(Macintosh)」。
社名のアップルにならい、自分の好きなリンゴの種類、「McIntosh(旭りんごのこと)」にちなんだのだが、スペルを間違えてしまったのだ。最終的には、そんなことはどうでもよくなる」

 

いい話じゃ、あーりませんか。


じゃあ、近い将来、ものすごいコンピュータをアップル社が考案したら、次の新ブランド名もりんごなのかな。と、おやつにりんごをかじりながら考える。

 

スティーブ・ジョブズは、ポルシェをつくりたかったのか、フォルクス・ワーゲンをつくりたかったのか。先を読むとわかるのかな。

 

ウィキを読むとスティーブ・ジョブズラスキンを放逐。後に、自身も追放。で、ご存知、奇跡の復活。ドラマチックやなあ。

 

*ジェフ・ラスキン(Jef Raskin,1943年3月9日 - 2005年2月26日)は、アメリカのコンピュータ技術者。Apple Computerのマッキントッシュの開発を立ち上げたことで有名である。


出典:ジェフ・ラスキン - Wikipedia より


人気blogランキング