『幽霊島 平井呈一怪談翻訳集成』A.ブラックウッド他を読む。
「恐怖山脈」を登るのには格好のガイドブック。
M・R・ジェイムズの『若者よ、笛吹かばわれ行かん』
抜群のうまさ。すううっと世界に入っていく。怖いけどなぜか笑える。
抜群のうまさ。すううっと世界に入っていく。怖いけどなぜか笑える。
J・D・ベリスフォードの『のど斬り農場』
何度読んでもよくできている。鉄板の怪奇短篇。
何度読んでもよくできている。鉄板の怪奇短篇。
シンシア・アスキスの『鎮魂歌』
端正つーかスタイリッシュなゴースト・ストーリー。
端正つーかスタイリッシュなゴースト・ストーリー。
読んだのを覚えているのもあるが、忘れているものもある。
未読で気にいった作者は他の作品にどんなものがあるのかネットで調べる。
未読で気にいった作者は他の作品にどんなものがあるのかネットで調べる。
『恐怖の愉しみ』上・下をamazonの古本で買ったように、
再度古本で買ってもいいし。
再度古本で買ってもいいし。
平井訳の小泉八雲本は来年の愉しみにしよう。
「ともあれ、恐怖山脈は夏山によし、冬山によし。リュックはいらず、同伴者不要。遭難の心配なし。初心者はとかく下駄ばきで、もっと恐いの、もっと恐いのと、無謀なねだり方をする」
はは。その通り。にしても粋な言い回し。
ふと、平井の親族が経営しているうさぎ屋のどら焼きが無性に食べたくなった。