ふわふわわうわう

辻征夫詩集 (岩波文庫)

辻征夫詩集 (岩波文庫)

朝と夜は、ヒートテック。昼は、エアリズム。
のどの痛みが取れたら、再び花粉症気味。

『辻征夫詩集』谷川俊太郎編が束の間、
こころをふんわかさせてくれる。
理由はわからないが、
このところ、詩をよく読んでいる。
難解なヤツ、やたら吼えているヤツ、
それはそれでいいんだけど、
辻征夫の気を衒わない、普段使いの日本語で、
上質のユーモアと品がある。
でも、核心はついていて、
読んだものを唸らせる。
ろくでもない日本語が氾濫していると、
詩人の書くもので、日本語の魅力を再認識している次第。
できそうでできない。
編者のセレクトもナイス。
恋愛の詩が、向こうのシンガーソングライターの
バラードにひけをとらず、こりゃまた、しみる。

長いもの(小説)の依頼もあったそうだが、
書かなかった、書けなかった。その両者かな。
阿部昭のような短篇とか、
読んでみたかった。

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