ココアお国を何百里

『死のある風景』鮎川哲也著を読む。
阿曽と金沢・内灘で起きた事件。
それぞれに絡んでいたトップ屋も殺される。
鬼貫警部は、友情出演程度の登場だが、
事件解明のヒントを解く。
ココア好きの警部殿、いつものココアに
蛆がわいていたとかで、別のブランドにするが、
やはり件のココアじゃないと、頭の回転が冴えないようだ。
ぼくもつられて、ほったらかしにしておいたバン・ホーテンの缶を
探したが見つからず。ミロで代用する。
健在だったら、トリュフォーあたりが。
あるいは、フランソワ・オゾンあたりに撮ってもらいたい。
中高年独身の鬼貫警部。しぶいゼ。

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