7つの習慣

7つの習慣―成功には原則があった

7つの習慣―成功には原則があった

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームス・J.スキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本
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噂の『7つの習慣―成功には原則があった! 』スティーブン・R・コヴィー著を
読む。
マネジメントとコミュニケーションに関する
「7つの習慣」を修得すれば、成功すると。
「会社、家庭、個人、人生」に効く万能の書であるそうだ。
読んでいて、自己啓発書にも、哲学書にも
現世利益、ポジティブライフが実践できるという
教えの新興宗教にも似ている。
まだ数冊しか読んでないドラッカー本にも似ている。
マニュアルなのか、ライフハックなのか。
生き方指南書。
ますます時代の先が見えにくくなっているから、
この手の本は、トランキライザー代わりに
愛読されるのではないだろうか。
「インサイド・アウト(内から外へ)」からスタートして
最終型の「相互依存」までのプロセス。
「インサイド・アウト(内から外へ)」って
ひょっとして内部観測のことかと思ったら、考え過ぎ。
他人を変えたきゃ、まず自分からーということらしい。
「相互依存」って複雑系や創発ともいえるんじゃないかな。
「自然界のすべてが相乗効果的である」って書いてあるし。
「第七の習慣」である「刃を研ぐ」は、言えてると思った。
「精神の筋肉を鍛える」などなかなか言い回しも詩的なのだ。
明確っちゃ明確。
読んでて別に違和感も感じなかった。


「7つの習慣」の円環図は、こじつけるなら曼荼羅とも。
たぶん、このステップアップの分かりやすさが、
企業から学校までコンサルのバイブルになっているのだろう。


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