ワープロを出す

貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか

貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか

Webの求人欄で、とある求人があった。
条件に合う過去の仕事を探そうとしたら、
PCにはなく、いやはやワープロ時代に書いたもの。
10年以上前かよと、棚にしまい込んである年代ものの東芝ルポを出す。
スイッチを入れたらすぐ起動。これはいけるかと、
フロッピーディスクを入れたら、
うなったまま、うんともすんとも。
刷り上りももらってないし、どうしようかと思案に暮れる。


『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシックインカムか』
橘木俊詔・山森亮対談本を読んでいる。
対談なのでわかりやすく頭に入る。
ネットのニュースで就活中の大学生の公務員が人気というのもわかる。
不況になると、公務員。
ぼくのときもそうだったような。いまさらのネタだよな。
落ち目の広告代理店というイメージが強いが、
ほんとに入りたい人にはチャンスだよ。
あとは昨晩のTVで春闘定期昇給がないとサラリーマンは
大変だって特集組んでたけど、今日日、みんな大変なわけで。
この本読むと、
やっぱり正社員も非正規社員もパートも、中高年も若者も、
男性も女性も基本的に同一賃金にして、
それぞれに失業保険を付けるとかしなければ、
貧困格差は防ぎようがないとか。

引用-1
「橘木 −略−私は同一価値労働統一賃金の原則を日本で考えても
いいというふうに思います。
なぜそれを強力に主張するかというと、いまや正規労働と非正規労働の
格差が非常に目立ってきて、たとえ同じ仕事をしている人であっても、
正規で雇われている人と非正規でしか雇われない人との賃金格差が
非常に大きい。だから、同一価値労働同一賃金の原則を認められれば、
正規の人も非正規の人も同じ仕事をしているなら1時間あたりの
労働賃金が同じになるわけだから差別はなくなり、総賃金の差は
労働時間の差だけに依存するというふうになる」

引用-2
「橘木 −略−男にも働かないという選択肢があってもいいだろうと。
それから、男でもパートタイマーで働くという選択だってあっていいだろう、
なぜ女性だけか、ということはさかんに書いています」

引用-3
「橘木 −略−男にも働かなくていいという選択を認めるならば、
ベーシック・インカムが必要です」


人気blogランキングへ