ゴネ得

格差と希望―誰が損をしているか?

格差と希望―誰が損をしているか?

午後、TSUYAYAの更新に行く。
1時間ほど、書店、あちこち自転車で。
陰鬱な気分が吹っ飛ぶ。


『格差と希望』大竹文雄著、ちびちび読んで読了。
かなり踏み込んだ発言に、しばしば首をタテに振るばかり。

*1

「1990年代末の日本経済は金融破綻から深刻化した高失業問題、
貧困問題を経験した。それがこれほどまでに大きな問題になったのは、
日本の経済社会社会制度が大きく変化したにもかかわらず、新たな
セーフティネットを作り出すことができなかったからだ」

いまだに「社会システム」のセーフティネットをつくれないでいる。
その理由を作者はこう述べている。

「既得権をもっている中高年の方が少子化の影響で圧倒的に多いし、
政治力もある。問題の所在は、はっきりしているのに、どうにもできない
という閉塞感はいつまで続くのだろうか。日本経済がなんらかの危機的状況に
直面するまで、私たちは待つ必要があるのだろうか」

青少年・子ども層は、量的に少ない。さらに、20歳以下なら選挙権もない。
票田となる部厚い層に議員は、へこへこするわけだ。

「強い不満をもつ人の方が、強い政治力を発揮することが多い。
−略−正社員の既得権益を守ったために就職氷河期が発生したのも、
公的年金改革が進まないのも同じ理由からではないだろうか」

世の中、ゴネ得ってヤツだね。
「正社員の既得権益」、分け前をどんだけ与えられるか。これに集約されるのだが。
労組と非正規社員対象の、いわば第二労組。下手すりゃ内ゲバになる可能性も大。
公的年金」の現行システムについて作者は“ねずみ構”的言い回しをしている。
小金を持ってるゴネ得年寄り層を何で支えなきゃならないんだ。確かにぃ〜(byDAIGO)


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*1:生活保護が個人生活のセーフティネットなら、社会システムにも セーフティネットがある」