濃い~

数字の国のミステリー (新潮文庫)

数字の国のミステリー (新潮文庫)

 

カラダが休めと要求している。
なもんで録りだめしておいた『アフター6ジャンクション』を
寝転んで聞く。濃い~。

『数字の国のミステリー』マーカス・デュ・ソートイ著を再読。
著者の本は忘れた頃にもう一度読みたくなる。濃い~。
かのドーキンスの後に「科学啓蒙のためのシモニ―教授職」に
就いただけに難しい数学の話を実に楽しくレクチャーしてくれる。
再読でもっともひかれたところ。

「人は概して、ランダムだということが具体的にどういうことなのかを
直感的に理解するのがひどく苦手だ。」

 

 

具体例でコイントスをあげている。
何度かはずれが続けば、人は確率的にそろそろ当たる頃だと。
で、続けて結局大損をする。
ギャンブルや株式投資とか、そうだ。
行動経済学だとコンコルド効果やサンクコスト効果と言うが。



「コインを10回トスして同じ面が3回連続する確率は、
正確には1024分の846となる。この確率の計算では、
―略―フィボナッチ数が重要な役割を果たす」



「gN=gN-1+gN-2」

 

 

以前のレビューはこちら。

 

フラクタクル フユクル - うたかたの日々@はてな



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