次、いってみよう〜

鏡の国のアリス 広瀬正・小説全集・4 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)

鏡の国のアリス 広瀬正・小説全集・4 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)

夏、あんなに暑かったのだから、冬も暖かければいいのに。
素朴に思う。日の当たらない古屋でネタ探ししていると
ヒートテック+フリースでも薄ら寒い。
当初のもくろみは空振りに終わった。次、いってみよう〜


広瀬正祭り、『鏡の国のアリス』を読む。
そうルイス・キャロルの同名作品へのオマージュ。
左利きの主人公が突然、「鏡に映った世界」で暮らすようになる。
それは「完全に対称な建物の中」にいたからだとか。
たとえば東照宮陽明門もエジプトのピラミッドも、パルテノン神殿
対象だと思いがちだが、実は非対称。それは
「建物が対象形だと物狂いや神隠しに合ったり」するので、
「一部を非対称にし、魔よけにした」など、
SFというかセンス・オブ・ワンダーがてんこ盛り。
鏡といえば、ふとマルクスブラザースの『我が輩はカモである』の
有名な鏡のシーンを思い、YouTubeで探したらあった。
Marx Brothers  Mirror Scene
いま見ても笑える。


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