白球の夏

高校野球の季節になると、いまだに出身地の出場校が気になる。
とはいえ、私立校だと全国から野球に秀でた選手の集合体ゆえ、
そう思うと例えば雪国のハンディとか関係ないんだなと
以前は興醒めもしていたが、ま、それはそれでいいんでないのと
好試合を期待してTV観戦をする。
確かに甲子園に出てNHKで全国中継されれば、
そのPR効果はものすごいもんだろう。いやらしい話だが。
制服がかわいいとかで志願者増になるらしいから、
どんだけーって感じ。


あとは校名変更か。賢く見えることが第一義なのかしらん。
一歩間違えると四股名に思われたりして。
新しい校名は、いまどきの子どもの名前や
新興住宅地の名前となんか似ている。トレンド、流行ってことか。
大学の新設学部も人文系なのか否か字面じゃ
あえてわけわかんなくしてるんだろう。
そんなこといったら会社の部署名もそうかもね。
たぶんネーミングと括ってしまうならば、
そのお先棒を担いでいるぼくがこう言うのもなんだけど、
どことなく気恥ずかしい。
でもそのうちなじんでいくんだろうね。
球児は白球の夏、オヤジは薄給の夏。


人気blogランキングへ