講演1

「武田シンポジウム2010」
テーマ「脳と社会」の引用とメモ。さわりだけでも。


講演1 「医療BMIから脳コミュニケーションまで」
国際電気通信基礎技術研究所 脳情報研究所所長 川人光男


○「BMIとはブレインマシンインターフェイスのことで、
脳と情報通信技術を直接繋ぐ脳科学の最新技術の一つ。
脳の感覚・中枢・運動機能を電気人工回路で補綴・再建・増進するもの。
人工内耳がその代表」

BMIによりこれまで「超能力」とされてきたものが実現する(かも)
「・テレキネシス(念動力)→頭で考えただけでコンピュータのカーサや車いす、
ロボットを動かす

・テレポーテーション(瞬間移動)→1万キロ離れた場所にいる第二の身体に
憑依する

・テレパシー(精神遠隔感応)→2人の視覚的なみえを、そろえる試み

・念写→脳の活動から映像を取り出す」

○「コミュニケーションと情報通信は言語、文字、印刷、電信、電話、
インターネットなど、−略−いまだに、−略−データ通信の域を超えて
いません。いいかえれば、私たちが−略−本当に知りたい伝えたいことを
選んで、直接に通信する技術はいまだに存在しません」

そのブレイクスルーがBMIだと。
例えばBMIのテレパシーならダイレクトに伝わるそうだ。
真意を言語に置換または翻訳するから誤解が生じる。
ただし、人と人ならいけそうだが、人と動物−ドリトル先生のように−は
現段階では困難だとか。


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