できるものは

白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々- [DVD]

白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々- [DVD]

できるものは、できるうちにやってしまおうと、
休日仕事。つーか、注文があれば、予定がない限りは
平気で仕事モードに入れる人なの。キモ。
休日は盛り場もどこも混んでいるので、仕事があれば、それをこなして、
映画などは空いている平日の昼間に行くべし。
と、いうのを池波正太郎の随筆で読んでカッコイイと思い、マネしようと思った。
すぐ感化されるんだ。


午後から『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』を見る。
ヒトラー政権下、反戦運動のビラをまいて逮捕されて死刑になってしまった兄と妹。
妹の不屈のリベラル精神を讃えながらも、
なんだかファッショのスケープゴート的存在でやりきれない。
取調べ室のやりとりが体制―反体制、
かたや労働者階級の出身のたたき上げで出世した体制派と、
かたやリベラルな家庭で育った甘ちゃん大学生(サヨクか)の立場から
とらえられ、見ごたえがあった。
会話にゲマインシャフトが出てきた。
共同体なんて、価値観なんて、ぱっと変わる。
理不尽な死というか体制のうねりに巻き込まれたといえば『私は貝になりたい』を思い出す。
これは庶民の兵士が、連合軍捕虜を虐待した罪で死刑になってしまう内容で、
映画版ではフランキー堺が好演していた。


白いバラ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


私は貝になりたい 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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