シュールくん

黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)

黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)

モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)

モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)

大渦巻への落下・灯台: ポー短編集III SF&ファンタジー編 (新潮文庫)

大渦巻への落下・灯台: ポー短編集III SF&ファンタジー編 (新潮文庫)


暇なはずが、ぽつぽつと原稿依頼が来る。
もう少し粘ることにする。

「生誕200年記念」新潮文庫版『ポー短篇集』全3巻を読み中。
「ゴシック編」「ミステリ編」「SF&ファンタジー編」。
巽孝之の新訳。

 

「ゴシック編」の『落とし穴と振り子』が、
恐怖かつシュール度が高くて映像が浮かぶ。
どうせ誰かが映像化してるだろうとケンサクしたら
ニコ動にあったのが一番ピンときた。

D
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5833461
『陥し穴と振り子』 
1983年/モノクロ/15分
シュヴァンクマイエル


実写よりもこっちの方が
原作の恐怖を伝えている気がする。

フロイトもどきで解釈するなら、
鋭利な振り子は男性器の象徴、
落とし穴は女性器の象徴。
だから、なんなんだという話だが。

迫りくる振り子からようやっと逃れたが、
落とし穴の落ちそうになる。そこを…。

 

痛い!感は、『アンダルシアの犬』にもつながる。
こちらもニコ動で。

D
『アンダルシアの犬』
監督:ルイス・ブニュエル
製作:ルイス・ブニュエル
脚本:ルイス・ブニュエルサルバドール・ダリ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14748750

シュールくんは、『ウゴウゴルーガ』のキャラ。
好きでした。

人気ブログランキング