手を変え品を変え


クライマックスシリーで負けるだろうなと思ったら
案の定、負けたヤクルト スワローズ。
これにてぼくの今年のプロ野球は閉幕。
あとはサッカーの若手に期待。
それにしても若い日本人アスリートの物おじしない態度は
素晴らしい。うらやましい。

昨日は原稿の修正を大急ぎで。
指示が明快なので、あとはひねり出すだけ。
夕方送る。
すぐさま、いつもの仕事が継続されるというメールあり。
プレゼンテーションで取った仕事ゆえ
それは大いにうれしいが、
年間の企画を考えないと。
宿題に悩む小学生気分。
手を変え品を変え。

まだまだ続くか、色川武大阿佐田哲也祭り。
色川武大阿佐田哲也 ベスト・エッセイ』大庭萱朗編を読む。
これはよくできたエッセイ・コンピ。
未読の人はここから入ることを強くすすめる。
七つの顔までは持たないが
いろんな顔を持つ作者の世界を教えてくれる。

 


「1 時代
 2 博打
 3 文学
 4 芸能
 5 ジャズ・映画
 6 交遊
 7 食」

 

2 博打
重みのある言葉が山盛り。
仕事も結婚も博打みたいなもんだし。
3 文学
作者の文学の始まりが旧約聖書だったとは。
「「ヨブ記」と「カラマゾフの兄弟」」の関係。
作者の家や出自をテーマにした私小説旧約聖書が根底にあるのか。
発見。
4 芸能 5 ジャズ・映画
作者は小林信彦の『日本の喜劇人』(新潮文庫)のあとがきを書いている。
ともかく現場の人。
タクトを振る三木鶏郎を劇場で見ているし、
同じ町内会だった柳家金語楼との戦時中のエピソードなど。
落語家、コメディアンなど
今読んでも鋭さと落ち目になっていく芸人の哀しさ、芸への温かさが
感じられる。
映画やジャズなどの音楽もそう。
この部分だけでまとめた本が読みたい。
 7 食
ページの都合で薄い、薄すぎる。
もっと読みたい。
ありました、
『三博四食五眠』阿佐田哲也
またいいんだ、食べ物の話が。

で、読み中。

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