母をたずねて三千里薬品

特捜部Q―知りすぎたマルコ― 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

特捜部Q―知りすぎたマルコ― 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)


特捜部Q―知りすぎたマルコ― 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

特捜部Q―知りすぎたマルコ― 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

外は台風、中のテレビはリオ・オリンピックの閉会式。
twitterのTLにあがっていた安倍マリオ。
どないなものかと見たら、なるほど。
総理大臣もクールジャパンのコンテンツの一つなのか。
マリオもアンダーコントロール。とか。
土管の出口が凍らない福一建屋内だったりして。

さてさて、『特捜部Q 知りすぎたマルコ』
ユッシ・エーズラ・オールスン著を読んでいた。
手替え品変え、本作は、「犯罪組織」に属するマルコが主人公。
マルコと聞くと『母をたずねて三千里』を思い浮かべてしまうが。
あとは、ディケンズの『オリバーツイスト』あたり。
足を洗うべく逃げ出したマルコ。
この少年が生きる知恵に長けている。
執拗に追う組織。


で、ここにアフリカのODAに起きた事件が絡む。
絡んだ糸をほぐす特捜部Q。
上司が変わって新たに、チームにゴードンが登場。
踊る大捜査線』のユースケ・サンタマリアが演じていたようなボンボンキャラ。
カール・マーク警部補の新たな恋が芽生えるが…。

アフリカ出身の少年殺し屋二人組など、サブキャラも魅力的。
読みだしたら、止まらない。

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