痒い

分析哲学入門 (講談社選書メチエ)

分析哲学入門 (講談社選書メチエ)

眼が痒い。体が痒い。くしゃみが出る。
花粉すなー。
テストの仕事がなんとかクリアになったそうな。
あとは、もう1本か。


分析哲学入門』八木沢敬著を読む。
「英語圏」では哲学と言うと、分析哲学のことだそうだ。
遥か昔、分析哲学を1年間学んだ。
真理表だの、真だの、偽だの。って
数学かよと思ったが、嫌いではなく、ゆるゆると
その手の本を読んできた。

分析哲学の道具は理屈だ」

と著者は宣言する。
理屈というメスで論理や意見、主張を切っていく。
分析哲学は、たぶん、
ポパー反証可能性に代表される科学哲学や言語学などと
絡み合って複合化しているとか。
ざっくりと整理されている。
ただし、わかりやすく書こうとして、
あるいはウケねらいなのか、
例文が、ちとサムかったりする。
新聞を読まない、テレビのニュースも見ない。
ネットのニュースやまとめサイトがあるからいい。
とか言うが、ほんとにそうかと、眉にツバするには、
分析哲学的思考」は有効だと思うんだけど。
以前妻から「底意地の悪いへ理屈屋」みたいなことを言われた。
悪口なんだろうが、当たってるじゃん!と感心した。
これも遥か昔だけど、
大学受験の英語って、なぜ、バートランド・ラッセルの引用が
多かったんだろうねえ。


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