記憶

松本 竣介 線と言葉 (コロナ・ブックス)

松本 竣介 線と言葉 (コロナ・ブックス)

最近、寝るとき、開いているのが、この本。
『松本竣介 線と言葉』コロナ・ブックス。
線には、フリーハンドと定規を使ったような線がある。
松本竣介は、後者の方。
きっちりと構築された端正な世界。
喪くしてしまった東京近辺の風景が、ある。
ぼくが東京に出てきた頃には、
まだ、このような風景がわずかながらあった。
と、記憶しているのは、
記憶のテクニックからくるものなのだろうか。
それは戦争もあるが、東京オリンピック
バブルなど建築ラッシュもあるだろう。
端正といえば、詩人・立原道造
彼が建築家でもあることを知ったときは、
いかにもと思った。
懐かしさよりも新しさを感じるのは、なぜ。


世田谷美術館で展覧会を開くんだ。
生誕100年松本竣介展
2012年11月23日〜2013年1月14日 1-2階展示室


こちらでも彼の経歴を知ることができる。
画像、ちっちぇー。


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