気をつけよう

随筆集 一私小説書きの弁

随筆集 一私小説書きの弁

桜やカイドウなど花が咲いているのに、
肌寒くて体調が下降気味。
気をつけよう。


『随筆集 一私小説書きの弁』西村賢太をそそくさと読了。
心の師・藤澤清造との邂逅(つっても作品だけど)をメインに、
私小説作家の日常が記されている。
私小説作家は小説とエッセイの線引きをどうするのかと
思ったら、そうか、そうきたか。
圧倒的に小説の方が面白い。とだけいっておこう。
車谷長吉について記述しているところは、ほうと思ったけど。
朝日新聞の土曜版で車谷長吉が人生相談の回答者をしているが、
ブレずに一刀両断。見事な回答ぶりだ。


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