ようやく

おかしな時代

おかしな時代


以前金融関連のマニュアル制作の仕事で
ご一緒だった人から
「本が出ました」メールの返事が来る。

>高田馬場の芳林堂書店、Webコーナーに
>平積みされていたのですぐにわかりました。
>カバーの見返しにカラー写真入りでしたね。

「平積み」とは、感激もの。
ちなみに、メールをくれた人の著作は、これっす!

歴史ポケットスポーツ新聞 サッカー (大空ポケット新書)

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動き出した仕事にようやく取りかかる。
簡単な紙面構成からかかる。
ここをきちんとしておかないと、あとで苦労する。


『おかしな時代』津野海太郎著、ほぼ読了。
花田清輝の美しい原稿が見られる。確かに。
ブローティガンの翻訳者藤本和子の出会い、
新日本文学」での長谷川四郎
植草甚一片岡義男小林信彦の出会い。
演劇では、佐藤信、岸田森、草野大悟などなど。
有能な編集者は、才能ある面々をくっつける
磁場をつくりだす何かがあるようだ。
原石と原石の化学反応を促進させる触媒ともいえる。
ペーパーセメントなんて言葉も久々に目にした。
ぶきっちょでいい加減なぼくには、
到底写植の切り貼りはできないと思ったもの。
『おかしな時代』は、おもしろい時代でもあった。
いまとて十分に『おかしな時代』なのだが、
意味合いがかなり違うぜ。


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