チョーハルキ

村上春樹の「エルサレム賞」受賞スピーチは、ネット上で賛否両論のようだが、
ぼくは作家としては、立派な抵抗だと思う。
卵を引き合いに出していたが、卵は意外なことに上からの圧力には強いのだ。
ただし、横からの圧力には脆いのだが。外圧よか内部崩壊。
このあたり、いろいろ使える比喩じゃなかろうか。
流暢な英語でスピーチをする村上春樹
ぼくのイメージには、安西水丸の似顔絵が
アイコン化されているので、映像で見てなんかびっくり。
タモリが街中を歩いていて女子高生から「チョータモリ」とか言われたそうだが、
そんな感じ。


昨日は三茶へ。今日は、税務署へ。自転車で。
にしても花粉症の目のかゆさ、鼻のつらさ。1ヵ月前倒しだよな。


『おかしな時代』津野海太郎著、読み出す。
黎明期から最盛期へ向かうアングラ、サブカル。隔世の感。
黒テント晶文社など、いったい作者は編集者として
これまで何足のワラジをはいてきたんだろう。
直近の日本のGDPが「年率12・7%減、35年ぶり大幅ダウン」らしいが、
35年前にぼくはサイのマークの晶文社の単行本や『宝島』を読み始めたんだ。
『ワンダーランド』から『宝島』への大人の事情による名称変更や
その前の『ワンダーランド』が『ローリングストーン』日本語版として
発刊される予定だったというのもはじめて知った。


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