「ねこ、こども、もうふ、ふね、ねっしー、」

 

 


『ねこ・こども』佐々木マキさくを読む。

 

約8カ月の仮住まいから建て替えた家へ引越し。
6人家族になった。内訳は人が3人。猫が3人。

 

子どもと暮らしていたサビ猫姉妹は、家の中を自由に行き来しているが、
うちの5kgの恥ずかしがり屋のハチ割れ猫は、

2階の部屋の中でリラックスしているようだ。

 

で、『ねこ・こども』佐々木マキの絵本を読む。

ねこがこどものところにやってきて夜、冒険旅行に出かける。
こどもはパジャマ姿のままだし。

 

文章は、なんと、しりとり。

余計な説明は不要。だって、絵を見ればわかるから。

 

「ねこ、こども、もうふ、ふね、ねっしー、しーつ、つき、きす…」

言葉がつながっているが、意外な言葉が出て来る。
言葉のリズムもいい。
読む人のイマジネーションをひろげてくれる。

 

部屋から海へ。海から砂浜へ。砂浜から街へ。街から地下鉄へ。地下鉄から部屋へ。

無限ループじゃん。

小さい子に読み聞かせしたら、しりとりをそらんじて、もう一回、もう一回とキリないぞ。

 

最後のページにこどもの部屋が出てくる。壁に帆船、ヨットの絵が架けてある。
ひょっとしたら、この絵が冒険旅行の扉になっているのか。


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