まひる、『あひる』を

文学ムック たべるのがおそい vol.1

文学ムック たべるのがおそい vol.1


いつものように昨夜のカレーの残りで
カレーうどんを、こさえて食べる。

『たべるのがおそい VOL.1』を読む。
特集コラム、創作、翻訳、短歌と
編集長の西崎憲の好みが色濃く反映されたムック。
雑誌は、編集長の独断と偏見が強いほど面白い。
売れるかどうかは別だが。
おめあては今村夏子『あひる』。
そんなに長くないのであっという間に読み終える。
まいりました。が、偽らざる感想。
芥川賞、くれてやれよ。
向田邦子の短編をふと思い出した。
今村夏子先生の新作が読めるのは、『たべおそ』だけ。
てな、パクリのキャッチコピーを思いつく。

パラパラめくって、
『日本のランチあるいは田舎の魔女』西崎憲が、
なかなかチャーミングで、一気読み。
青森の田舎から出てきて東京でアルバイトをしながら
劇団員をしている女性の話。
なんだけど、ひとひねり、マジック・スパイス。
市川実日子ちゃんが演じるといい。
次号がそろそろ。10月15日発売か。

あ、あとは小説を公募するって。
三十枚程度の。どお。

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