訊いてみたい

屍者の帝国

屍者の帝国

カンプ用原稿のまとめにかかる。
合間に、仕事先の新規開拓しないと。


『屍者の帝国』伊藤計劃×円城塔著、読了。
頃は英国ヴィクトリア朝。
屍者を再生して、労働力、兵力として再生する。
ゾンビならぬロボット代わりに。
交通機関の発達により、
人類は、あるいは先進国は栄えたが、
予期せぬ病原菌などの蔓延も迅速化させることになった。
治療法なども発見されないままゆえ、屍者も増大化する。
資源としての屍者は、潤沢になる。
全面に漂うスチームパンクと、
ストーリーのテンポの良さと、
キャラ造形の巧みさ、
風呂敷の広げ具合の絶妙なこと。
伊藤計劃円城塔って、そんなに詳しくはないけど、
作風や創作世界が水と油かと思っていたが、
なんの、なんの、うっとりする出来栄え。
プロローグを伊藤計劃が書いたが、
本編も伊藤が書いたら、どうなったのだろう。
霊界通信であらましを訊いてみたい。


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