動かない

ピカルディの薔薇

ピカルディの薔薇

猫ノ眼時計 (幽明志怪)

猫ノ眼時計 (幽明志怪)

今週は一斉休暇というところが多いのかも。
じたばたせずに、のんびりしよう。


『ピカルディの薔薇』津原泰水著を読んでいた。
猿渡と伯爵の名コンビによる
謎解き・美食珍道中シリーズの
2作目。文庫本の方が、当然安価だが、
ハードカバーの装丁は、金子國義画伯。
作品の世界を反映していて
耽美派かつ愛蔵家の人なら、こっち。
人形愛をテーマにした短編が秀逸。
『猫ノ眼時計』津原泰水著なら、
『城と山羊』かな。
今風ゴシック。
会話の妙が、『新青年』にも通じる。
いやあ、手練れ。


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