- 作者: 紺野登
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昨日は、原稿を書きながら『山下達郎サンデーソングブック』の
恒例大瀧詠一との新春放談part2を聞く。
時折、大笑いする。
今日はその続き。
『ビジネスのためのデザイン思考』紺野登著も正月に読んだ。
引用。
「デザインの本質は、モノの外観を美しく見せるためのテクニックではない」
どうもこういう風に考えがちだが。
ロゴマークを変えることがC.I.と思っているのと似ているかも。
「デザインは、私たちが現場・現実で触れる眼の前の事物と関わりながら、
私たちの内なる知的エネルギーを引き出し、断片化した要素を一つのカタチへと
統合するための創造的な知である。言い換えれば、人間の視覚能力と形態創造
の能力(カタチにする力)を背景にした「知的方法論」である」
なるほど。合体ロボつーか知的集積体をクリエイトする素なのか、デザインは。
「とくに創業経営者やベンチャー経営者は、こうした思考につながる強い
デザイン・マインドを備えていたと思われる」
作者は「ホンダの創業者」である本田宗一郎やソニーの経営者大賀典雄を例に
挙げている。