集合知は衆合痴?

頭が働かないのは、湿度のせい。または、年のせい。
なんで気になるネタをクリップしてお茶を濁すことにしよう。


梅田望夫氏の「残念発言」はもっともだ「ネット敗北宣言」の本当の意味【1】


日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編)


Web、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編)


論点がズレるかもしれないが、よく「クレームは宝の山」とか言われる。
消費者(素人)のクレームやアドバイスには生産者(玄人)には
気づかない斬新な視点や発見があるから。なんだそうだが、
そのお宝になる率は、ケータイ電話からレアメタルを回収するよか、ずーっと低いはず。
Webエバンジェリストの代表的存在だった梅田望夫が、言うなれば転向発言ともとらえられる発言だから、
ネットでは問題になったのだろう。
反戦フォークの神様だったボブ・ディランがザ・バンドを率いてエレキギターを弾きだしたようなものか。
ただし日本のWebに対して「残念」であるということで、「敗北」宣言ではない。
一流大学受験に失敗したわが子を見て、過剰な期待をかけすぎたうぬが姿に、はっとした父親のようなものか。
ネットは集合知、衆合痴、さてどっちなのだろう。
ただ言いたいのは、ネットだからクズばっかじゃなくて、宝もある。
プロが書いた記事だから宝ばっかなわけじゃなくて、クズだってクソ(尾籠な表現、ご容赦)だってある。


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