ぽかぽか

各務原・名古屋・国立

各務原・名古屋・国立

昨日は大幅延長の終日打ち合わせ。
何もしたくなかったが、そうもいかなくて、
帰ってきてから、追加原稿を2件やっつける。


午後、辰巳方面へ行く前に銀座一丁目で途中下車。ぽかぽか。
去年も行った銅版画家&ロッカーの松本里美展覧会へ。
線から面へ。陽から陰へ。青の深みが増したのは、成熟の証なのか。
CDブックを出したそうだが、装丁を手がけたアートディレクターとは面識があった。薄いけど。
ギョーカイの狭さを再認識する。


図書館で借りた『各務原 名古屋 国立』小島信夫著が今週の移動本。
作者の本を何冊か読むともうなんだか小説家兼大学教授以下のキャラたちとなじみで、不思議な感じ。
作者が、正しくは亡き前妻と建てた国立のモダーンな住居を、
―ただし、雨漏り、窓が開かず夏は炎熱地獄、池はアオコが異常発生―
のぞきに山口瞳一家が来ていたエピソードは、なぜだかおかしい。
堀江敏幸の小説の書き出しを誉めている。
かたやアメリカ、かたやフランス。バタ臭さだけじゃ、
そこいらのうら若き乙女は釣られまい。


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