恵比寿まで

午前中に金融商品のポスターのコピー案を送る。ンー、イマイチか。
年末の大学の取材・原稿書きの仕事のギャラの相談を電話でする。落着。
で、午後イチから恵比寿への打合せに行く。
クライアントは、若者向けじゃなくて高齢者向け。
年相応に不動産・ハウジングや保険・金融などのコピーライティングが苦でなくなってきた。
手短な打合せの後、刷り上りをもらい、Webのテキスト直しをその場でやっつける。


先週の金曜日の飲み会で、元上司の病状が良くないことを知る。
気になる。ちょうどぼくより10歳上。初孫も生まれたのに。
なんだかあちこちに不義理している。
でも迷惑は昔みたいにかけてないから、−今のところ−大目に見てほしい。
迷惑っていうのは、金の工面とかそういう代物。


富士ゼロックスのPR誌『GRAFICATION 149』を読む。
いつものようにまっ先に平井玄のエッセイを読む。
巻頭の米沢慧と芹沢俊介の対談「介護の思想をどうつくるか」は白眉。
病院の脱刑務所化という話なんだけど、
最初の小見出し「患者は病院でつくられる」というのは名言じゃないだろうか。
介護と治療は本来違うもの。なのに、ごっちゃになっている。
あとさあ、わざわざ健康診断に行ってメタボリックシンドロームと評価されれば、
適度な運動などで予防するって、これもどうなんだろう。
対談自体は示唆に富み、文句のつけようはないけど、
「ニートは教育(家庭・学校)でつくられる」っていうもう一個の柱を
立てればいいのにとも思った。
広井良典の受け売りなんだけど、ね。


人気blogランキングへ