- 作者: アンデシュルースルンド,ベリエヘルストレム,ヘレンハルメ美穂
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2011/01/08
- メディア: 文庫
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いつもの仕事が来なさそうで、
別のいつもの仕事は来た。
違ういつもの仕事はまだ動いていず、
動いたら納期が厳しそうだ。
いつものコラムの企画やタイトル、展開案のため
ネタを探す。草稿をまとめる。
いつものように幕が開き…。
『死刑囚』アンデシュ・ルースルンド ベリエ ・ヘルストレム 著を読む。
〇アメリカで病死したはずの死刑囚が、なんとストックホルムで逮捕された。
死刑をいかにして逃れることができたのか。
〇死刑囚は恋人を殺した罪で死刑になったが、無実なのか。
〇意外な結末。
この3点を読んで納得できるならば、
社会派北欧ミステリーの傑作と評価するのだろう。
被害者、加害者、看守、警察官、
異なる視点から死刑制度の是非を問う。
ぼくはあまり腑に落ちなかった。
ただし入牢していつ執行されるかもしれない
ひりひりした死刑囚気分は味わえたが。
菊池成孔がラジオで激賞していた
クドカン脚本の『監獄のお姫さま』を遅れて視聴。
はまった。小泉今日子扮する馬場カヨの馬場は
木皿泉脚本の『すいか』に出てきた
小泉の役名・馬場ちゃんへのオマージュか。