いつものように

死刑囚 (RHブックス・プラス)

死刑囚 (RHブックス・プラス)


いつもの仕事が来なさそうで、
別のいつもの仕事は来た。
違ういつもの仕事はまだ動いていず、
動いたら納期が厳しそうだ。
いつものコラムの企画やタイトル、展開案のため
ネタを探す。草稿をまとめる。
いつものように幕が開き…。

『死刑囚』アンデシュ・ルースルンド  ベリエ ・ヘルストレム 著を読む。


〇アメリカで病死したはずの死刑囚が、なんとストックホルムで逮捕された。
死刑をいかにして逃れることができたのか。


〇死刑囚は恋人を殺した罪で死刑になったが、無実なのか。


〇意外な結末。


この3点を読んで納得できるならば、
社会派北欧ミステリーの傑作と評価するのだろう。
被害者、加害者、看守、警察官、
異なる視点から死刑制度の是非を問う。
ぼくはあまり腑に落ちなかった。
ただし入牢していつ執行されるかもしれない
ひりひりした死刑囚気分は味わえたが。

菊池成孔がラジオで激賞していた
クドカン脚本の『監獄のお姫さま』を遅れて視聴。
はまった。小泉今日子扮する馬場カヨの馬場は
木皿泉脚本の『すいか』に出てきた
小泉の役名・馬場ちゃんへのオマージュか。

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