- 作者: 真鍋博,星新一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: 文庫
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原稿の追加と修正をする。
たぶん、これでいいだろう。
『真鍋博のプラネタリウム』真鍋博著 星新一著を読む。
星新一のショートショートに描かれたイラストレーション集。
忘れていた。
その昔、広告会社にいた頃、
背中合わせのアートディレクターが
製鉄メーカーを担当していた。
確か、企業広告シリーズのイラストレーションが真鍋博だった。
熱烈なファンでもなかったが、カラー原画は見てみたいと思った。
頼んで見せてもらったら、モノクロの原画にトレペがかぶせられて
実に几帳面な色指定がしてあった。
てっきり、カラーインクやアクリル絵の具かと思っていたのに。
製版屋さん泣かせの色指定だったろう。
真鍋のイラストレーションだが、いま見るとなぜか、なう。
お絵かきソフトじゃなくて手がきなのに、
CGっぽい、テクノっぽい。
人がロボットに、ロボットが人に見える。
誰にも似ていない独特の世界。
時制や国などを超越している。
彼の描いていた未来イメージにようやく
時代が追いついてきたということなのか。
そう言えば、星新一ってはじめて読んだ。
十代の頃は、偏狭な日本純文学ファンだったもので。