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「ひとごと」を「わがこと」として

原発労働者 (講談社現代新書)

原発労働者 (講談社現代新書)

 

原発労働者』寺尾紗穂著を読む。
作者は、シンガーソングライター&ライター。
学者になるか、音楽家になるか。
いまのところ、後者。
書く動機はシンプル。
いまどきの原発労働者の話を聴きたい。
生な声を聴きたい。
で、6名に会いにいく。
やはり現場は過酷な作業環境。
放射能というハイリスクゆえハイリターンだった。
それは、もはや過去の話らしい。
ハイリスク・ローリターン。
誰が働く。
取材に応じた人も大抵は後遺症に苦しんでいる。

原発と米軍基地の関係はやはり似ている。
無いにこしたことはないが、
無ければ職に困る地元の人たち。

ここでも単純な原発反原発という二項対立は、避けて

「「ひとごと」を「わがこと」として感じること。考えてみること」

 

が、必要だと。
人は


「人を踏んづけて生きている」

 

と作者は言う。
捕食-被食関係の図や
ゼネコンや原発の1次下請け、2次下請け、3次下請けを思い浮かべるが。

補足するなら、大抵の人は
「人を踏んづけて踏んづけられて生きている」

現代新書よか、よりみちパン!セとかが
あっている気がするが。

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