ケホケホ

冠・婚・葬・祭

風邪気味。でもイブのディナーでスパークリングワインを飲みつつ、
ミートローフや自家製ケーキを平らげたら、セキが引っ込んだ。

宿題の原稿をまとめて送る。まあ、たたき台みたいなもんだし。
さてと、昨日プリントした年賀状の宛名書きでもしようかな。

『冠・婚・葬・祭』中島京子著を読んでしまう。
あと3倍長くていいのに。読後感は豆乳鍋のような…。
タイトル通り、結婚式や葬式など人生の節目節目の儀式に関わる
あれこれを、4つの短編に、巧みに切り取っている。
作者の寸止めというのか、すべてをバラさない抑制さ加減が
いたく気に入っている。ギザうまユス。
ほら、結婚式や葬式に出ると必ず気になる人っている。
気になるオーラ出まくりで。その人のライフストーリーなり、日常を
覗き見や垣間見、したくなる。この本には、そんなキャラばっか。
ナマナカなもんじゃつまんねと思うが、作者はいい意味で裏切ってくれる。
どの作品も、いい味わいの映画になると勝手に決め込む。

人気blogランキングへ