- アーティスト: 大滝詠一
- 出版社/メーカー: SMR
- 発売日: 2016/03/21
- メディア: CD
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昨夜の『NHK SONGS』は、ナイアガラサウンドの再現。
かつてのバックをつとめた腕利きメンバーが勢ぞろい。
ラジオ番組でその風景を聞いてはいたが、
実際目にすると圧巻。
いやはやなんとも(大瀧口調)贅沢で素敵な夢のような30分だった。
大滝詠一の『DEBUT AGAIN』初回盤CDを入手。
まさかの本人のボーカルでの自作曲がしかも完パケで残っていたとは。
存命だったら、こうして表に出ることはなかったかも。
ヘッドホンで大ボリュームで聴く。
作詞は『熱き心に』のみが、阿久悠で
あとは、松本隆。
虎は死して皮を残し、
大滝は死して名曲、名唱を残す。
生前大瀧は服部良一の後継として山下達郎を
挙げていたが、その間に、大瀧が入る。
「ラジオ深夜便」のアーチスト特集にも思える、
いわばエバーグリーンの数々。
日本のポップスの成熟を感じる。
はじめて知ったのは、はっぴいえんどじゃなくて
三ツ矢サイダーのCMソング。
「あなたがジンとくるときは~」。
カルチャーショックを受けた。
初代CMキャラクターの風吹ジュンがかわいかった。
いまでも、かわいいけど。
大瀧がDJをしていたラジオ関東の『GO! GO! NIAGARA』。
アメリカンポップスやクレイジーキャッツなどに
すっかりブレインウォッシュされてしまった。
で、紆余曲折して現在に至る。
YouTubeで当時の番組が聴けるのは、うれしい。
なぜか古びていない。
『DEBUT AGAIN』のライナーノーツ、
書いているのはてっきり萩原健太かと思ったら、
奥方でした。グッジョブ !