効いたり、効かなかったり

スマイル

スマイル


膏薬は、はるもの。
公約(マニフェスト)は、広げるもの。
どちらも効いたり、効かなかったり。
「できることしかマニフェストに書かない」っていうのも、
一見しおらしいが、それとて、できないことも有りうるだろう。
だったら景気よく風呂敷を広げればいい。
嘘つきは困るが、ほら吹きなら、どうだろう、有権者のみなさん。


『スマイル』ドミニク・プライア著を読んでいる。
ブライアン・ウイルソンビーチボーイズの物語。
片岡義男がゲストの回の時が
『小西康陽 これからの人生』
夏でビーチボーイズの特集だった。
ファミリーバンド、兄弟バンドで、
サーフィン、ホットロッドなど、自分たちの身近なことを作詞にして
ロックンロールとフォーフレッシュマンを手本にしたハーモニーで
人気者となった。
フィル・スペクターのサウンドを下敷きに換骨奪胎、
独自のサウンドをつくりあげていった。
しかし、サーフィンはしないというか、確か溺れかけて水アレルギーだった
ブライアンは、いち早くさまざまなムーブメントを吸収して
自分の音楽を追求していく。
単なるポップな曲から、トータルなアルバムつくりへ。
歌も演奏もアレンジも、プロデュースもたぶんうまかったことはわかるが、
この本でミキシングも天才的だったことを知る。
正解は、自分の頭の中にある。
こりゃ、まわりは、苦労するわ。
−続く−


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