つながらない生活

つながらない生活 ― 「ネット世間」との距離のとり方

つながらない生活 ― 「ネット世間」との距離のとり方

昨日の朝、キンモクセイの匂いがした。
夏と秋が混ざり合ったこのところの陽気。
アレルギー体質には、ちとつらい季節。


『つながらない生活』ウィリアム・パワーズ著を読む。
ともするとネットに拘束され、ネットジャンキーになりがちな現代人に、
ほどほどのつきあいにしようというもの。
わかっちゃいるけど、やめられない。
だから邦題は、『つなげない生活』という意味合いなのだと思うが、
ここまですると品がないのかな。
原題は『HAMLET'S BLACKBERRY』。
意訳すると「スマホ、使う?使わない?」ってことか。
プラトン、シェークスピア、ソロー、
グーテンベルクマクルーハンなど、結構高尚なテーマが
適度なユーモアでまとめられている。
例えば、ここ。

「本は情報をパッケージ化する素晴らしい手段であり、
ざっと目を通しやすく、寝転んで読むのにも向いているほか、
保管が容易で損傷を受けにくい。アップグレード、ダウンロード、
アクセス、ブート、電源への接続、ウェブからの抽出も不要である。
装丁は目の保養になり、形状は手にしやすい」

付け加えるなら、
分厚い本は、ダンベル代わりになる。押花にもうってつけ。
鈍器にもなる。トイレットペーパーがないときには…。
電子書籍じゃ尻は拭けないだろう。


8月にした仕事がアップされていた。
一応、PR。
日立ソリューションズ ヤンセンファーマ株式会社様 製薬業向け iPadマーケティング支援ソリューション Interactive-Pro 導入事例


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