栗橋まで

昨日は対談の取材で栗橋まで行く。
渋谷から湘南新宿ラインで行く。
しかし宇都宮から逗子まで一本でいけるというのは、
まだピンとこない。
東北本線在来線は久しぶり。
駅名は覚えているが、風景は変わっていた。
線路沿いの田畑が住宅地になっている。


昨秋頃からデザイン会社の周年誌をお手伝いしていて
その会社の創世記、グラフィックデザインの黎明期の話を訊く。
グラフィックデザイナーが図案家と呼ばれていた頃。
溝引きやカラス口、いや手書きで明朝体などが書けた。
絵がうまくなければデザイナーじゃない。などなど。
そういえば当事の原宿で石を投げれば、
デザイナーやイラストレーター志望の若者にぶつかったとか。
高度経済成長期、バブル期は、たぶん、来ないような気がするが、
それでも新しいクリエイターは生まれている。
ハングリーじゃないからハングリー精神がない。んなこた、ないだろ。
若いデザイナーに解体された日宣美など聞いたら、
「この服、ニッセンよ」といわれるのが、オチかも。
2時間余り楽しい話を聞けたが、さて、どうまとめようか。


車中、『更紗の絵』小沼丹著を読む。


人気blogランキングへ