昨日は一昨日の夜、長年働いてくれた炊飯器が突然死したので、
朝イチでビックカメラへおニューをスカウトしに。
IHでいっちゃん安いのにする。
で、午後は白金高輪方面へ打ち合わせ。
一応、土地勘はあるので迷わずに行けた。
何度か行ったことのあるオフィスは移転して「For Rent」中。
行ったが待たされる。
おかげで『ハイスクール1968』四方田犬彦著を読了することができた。
東京山手の、頭が良くて、ひねている高校生ライフ。
田舎にも稀だがこういうタイプはいた。
同作者の『先生とわたし』もちょっと前に読んだが、
師弟関係のめんどくささ、しがらみ。
弟子がひよっこのうちは、早くワシを乗り越えろとか思っているが、
力をつけて師を乗り越えようとする瞬間に、
表向きは弟子の成長を祝福しつつ、内心、ジェラシーめらめら。
幸か不幸か、ぼくには師と呼べる先生はいなかった。
「仏文の澁澤(龍彦)、独文の種村(季弘)、英文の由良(君美)」という件が
出て来る。
この本に載っている由良のポートレート写真は、なるほどダンディだ。
久々に会う元同僚。
大変なのはおまえだけじゃない。という話もする。
生き残れた広告代理店とそうじゃない代理店の違いって、
結局、運不運の差だったのかも。
今日は午前中、いつもの仕事の資料を読みつつ、
ラフコピー案を紙にメモる。
午後は作品ファイルを持参して渋谷方面へ営業。
何か仕事につながればいい。
むしむしするが、電車は冷房ケチっている。もとい節電。
殺す気か〜(byダチョウくらぶ)。
頼まれた薬を購入して帰宅。
半ズボンでTVCMのプレ企画。
CMコンテを描くなんていつ以来だろう。