詞先

「佐野元春のザ・ソングライダーズ」を録画で見る。
お目当ては、松本隆
佐野が松本作品をポエトリーリーディングしたのだが、カッコイイ。
取り上げたのは、大瀧詠一『EACH TIME』から「1969年のドラッグレース」。
佐野のしゃべり方って、なぜか真似したくなる。
興味深かったのは、日本語ロックの草分け、はっぴいえんどでリリック担当だった松本が、
作詞で韻にこだわったことと(日本語ラップの草分けにもなるかも)、
詞先(曲よりも先に詞ができていること)でいくべきだということ。
ほお!と思った。はじめに、詞かあ。
いまの歌ってたぶん曲優先で、詞は後づけだよね。
「はいからはくち」が「ハイカラ白痴」と「肺から吐く血」の
ダブルミーニングとか、そういうことをやっていた。


アイスコーヒーを飲みながら、『夜戦と永遠』佐々木中著の続きを読む。
なじみのフーコーになって、ようやく読む距離が縮まった。
フーコーの捉え方が、シャープだ。ま、全体的にいえるが。
ルジャンドルも読みたいな。図書館で借りて試読といくか。
ここでミニ情報。
アイスコーヒーはスプレードライの安いインスタントコーヒーでこさえた方が、うまし。


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